「あれ?年収が思ったより上がらない」
薬剤師として数年働いたものの、キャリアプランに困っている薬剤師はいませんか?
特に若手からアラサー薬剤師はキャリアについて深く考える機会が多いと思います。
自分もアラサー薬剤師で年収が上がらず、キャリアプランに悩んだ経験があり、僕の周りの薬剤師もキャリアの悩みがつきません。
薬剤師で年収アップさせるキャリアは本当に難しい
でも安心してください。今回は年収やキャリアプランに悩む薬剤師におすすめの方法と本を紹介します。
私が薬剤師の年収やキャリアについて困ったときに「ライフピボット 縦横無尽に未来を描く 人生100年時代の転身術 (できるビジネス) 」という本でキャリア問題を解決するきっかけになりました。
ピボットってあのバスケットボールでよく聞くピボット?
そう!片足を軸にもう片方は自由に動かす動き!
人生の方向転換でライフピボットだね!
ピボットは本来「回転軸」の意味ですが、今回は「方向転換」のイメージが分かりやすいです。
どのように参考になったかというと、ライフピボットを実践していくことで、薬剤師がローリスクに自分のキャリアプラン、そして人生の可能性を広げていくことができます。
この記事を読んでいるということは、薬剤師免許を取得して油断せず、キャリアプランを深く考えているのではないでしょうか?
そんな将来を見据えている読者のみなさんであれば、ライフピボットは間違いなく役立つ内容です。
その中でも、今回の記事は以下の薬剤師に特におすすめです。
- キャリアプランに悩んでいる
- 薬剤師とは違う仕事をしてみたい
- なんとなく将来が不安
実際にキャリアプランに迷う現役アラサー薬剤師に大きな影響を与えた本だったので、似たような悩みを抱えている人は今回の記事をぜひ参考にしてみてください!
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薬剤師のキャリアプランのヒントはライフピボット
ライフピボットとは人生の軸を残しながらの方向転換
ライフピボットはピボットの動きを人生に当てはめ、今までの経験を軸足にして、もう片方の足を360度自由自在に踏み込み、キャリアを転換していく方法です。
何度もピボットをすることで、あなただけのキャリアを作っていくことが可能に!
あなただけのキャリアを作っていくことで、市場価値が上がり高年収獲得が見えてきます。
今の職場に居続けるリスクもあるよ
いきなり未経験の分野に飛び込むのはリスクが高く難しい。
しかしライフピボットは軸足をしっかりと残しているため、今までの経験を活かすことが可能で、未経験への転職でもリスクが低いです。
具体的には、以下の図のようにライフピボットをしていくことを本書は推奨しています。
表を参考にすると、ある企業でマーケターをしている人は、次のようにライフピボットをすることができます。(表の真ん中から右に)
マーケティングを軸にしながら、最終的には著者になることができています。
軸を残しながら徐々にキャリアを変えていくのがおすすめ!
薬剤師にライフピボットは必要?
安定している薬剤師がわざわざライフピボットをする必要があるのでしょうか?
個人的に以下の理由でライフピボットを視野にいれるのがおすすめです。
- 人生の長期化
- 世界の変化の加速化
- 薬剤師業界の将来性が不透明
人生100年時代の言葉を耳にすることも増え、労働する期間が長くなると予想されています。
薬剤師業界の中でも色々な職種を経験したり、薬剤師以外の選択肢ができるとより安心ですね。
また少子高齢化で医療費の負担の増加、AIの進化を考慮すると、将来的に薬剤師が今まで通りの年収が稼げるかはわかりません。
今の職場で勝負していくのも素晴らしいキャリアの選択肢ですが、もしキャリアに悩んでいるのであれば、今回紹介するライフピボットを実践してみてはどうでしょうか?
薬剤師も人生100年時代を生きていくプランが必要になってくる。
薬剤師の場合のライフピボット
薬剤師は実際にどのようにライフピボットをしていくことができるでしょうか?
今回は以下のケースを紹介します。
- 薬剤師業でライフピボット
- 薬剤師が他業種にライフピボット
薬剤師のライフピボットを探っていこう!
薬剤師業でライフピボット
薬剤師業でライフピボットをするとどうなるか、急性期病院で働く薬剤師を例に見ていきましょう。
各科目を広く学ぶ
ターミナル医療を学ぶ
病院の経験を在宅医療に活かす
薬剤師からコンサルにピボット。薬剤師業として働きながらすることもできる。
多くの職場で経験を積むことで、薬剤師業からコンサルタントにピボットすることも可能。
1つの職場で学ぶのも素晴らしいですが、複数の職場の経験を積むことで他の人にはない、あなただけの薬剤師のキャリアができます。
薬剤師の転職&派遣ならファルマスタッフあくまで例だから、いきなり急性期病院から在宅専門薬局でも問題ないよ
薬剤師が他業種にライフピボット
薬剤師が他業種にライフピボットする例はどうでしょうか?
薬剤師 → メディカルライター → 興味がある分野のライター or 医療広告代理店の流れを見ていきましょう。
医療の経験が活きるピボット先を探す
薬剤師の経験が軸になっている
メディカルライターの経験を軸に興味ある分野に飛び込める
薬剤師の経験を軸に、新たなキャリアを築いていくんだね!
薬剤師の経験があれば、メディカルライター業は転職しやすく、今までの経験が活きますね。
そしてメディカルライター業を経験すれば、自分の興味がある分野のライターにチャレンジできます。
薬剤師の経験と文章を書く経験を活かして、医療広告代理店への転職も素晴らしいライフピボットですね。
いきなり薬剤師が関係ない分野のライターへの転職は難しいですが、軸を残しながらライフピボットをしていくことで、違う業種にチャレンジが可能。
ライフピボットを行い、違う職場や職種で働くことで色々な分野の経験値がたまることで、唯一無二のキャリアが出来上がります。
さまざまな経験を活かし、あなただけのキャリアを積んでいくことができる。
薬剤師の経験を軸にライフピボットしやすい職業
薬剤師がライフピボットしやすい職業は以下です。
- メディカルライター
- 薬剤師の人材紹介
- 製薬企業の学術
- CRO
- MR
- MLS
- 薬品卸
- 医療広告代理店
- 介護業界など
上記は薬剤師の経験が活きる職種のため、キャリアがゼロになりにくいのがポイント。
1度ピボットをした後、ピボット先から再度ピボットしてどんどんキャリアを積んでいくことができますね。
薬剤師も視野を広げて、色々な職種にチャレンジするのがおすすめ!
薬剤師の時間を軸にしたケースのピボット
先ほどまでは経験を軸にしていましたが、時給の高い薬剤師ならではの、時間を軸にするピボットをする方法もあります。
薬剤師は高時給で派遣やバイトで働けることから、週1〜4で薬剤師業をして、残りの時間でやりたい仕事にチャレンジしやすい!
極端な例ですが、週の半分を薬剤師業で、残りの時間を俳優として夢を追うこともできます。
働く時間を薬剤師業に軸を残すことで、生活費を短時間で稼ぎながら、やりたい仕事にチャレンジできるのは薬剤師ならではです。
やりたい仕事で成果を出して、薬剤師業の時間を減らし、軸足を薬剤師業からやりたい仕事に変えていけると理想ですね。
薬剤師の可能性は無限大
薬剤師で最低限の生活費を稼ぎながら、未経験の分野にライフピボットをしていく方法も!
ライフピボットのメリット
天職に出会うことができる
新卒の1つ目の仕事が天職である人は本当にレアケース!
「天職が見つかっていないよ〜」という人はまず多くの経験を積むことが大切です。
ライフピボットをして、多くの職を体験することで天職に出会える確率がグッと何倍にも跳ね上がりますよ。
薬剤師免許にこだわりすぎて、自分自身の可能性を狭めてしまうのはもったいないですね。
☞【薬剤師夫婦が暴露】ファルマスタッフの評判は?私達の転職サイト利用の実体験を大公開
X(旧Twitter)で薬剤師に役立つ情報発信をした
資格は目的でなく手段!
年収アップが可能
ライフピボットを何回か行うことで、伸びている業界で働くことことも可能に!
稼げるかは、能力よりもどこの業界で働くかの方が影響が大きいです。
もし年収に悩んでいるのであれば、ライフピボットをしていきながらスキルを高めて稼ぎましょう。
薬剤師の昇給率が低いから対策をしていかないとね
市場価値が上がる
ライフピボットをしながら経験を積むことで、あなただけのキャリアが形成され市場価値を上げられます。
異業種の経験はプラスになり、薬剤師業界が悪い流れになったときのリスクヘッジにもなります。
キャリアプランに悩んでいる人にライフピボットはおすすめの手段。
薬剤師はライフピボットに向いている
失敗しても再就職がしやすい
ライフピボットがうまくいかなかったときでも、薬剤師は再就職がしやすいです。
ライフピボットした経験は薬剤師業に活かすことができ、絶対無駄になりません。
そのため、他の職種よりローリスクでライフピボットすることが可能であり、ピボットで大きいリターンを狙えます。
薬剤師免許に感謝
バイトや派遣の時給が高い
薬剤師ほど高時給で数の多い求人はなかなかありません。
週3~4回働くだけで生活をしていくことはできるので、残りの時間をピボットに当てることができます。
ただし保険調剤経験があるほうが高時給で働けるので、薬局や調剤併設のドラッグストアで保険調剤の経験を積んでおきましょう。
薬剤師の転職&派遣ならファルマスタッフバイトや派遣で生活費を稼いで、新しいチャレンジが可能!
薬剤師は給料が頭打ち傾向
薬剤師の生涯年収は決して高くなく、昇給率に悩んでいる薬剤師さんも多いのではないでしょうか。
そのため、40代以降のお金がかかるときに収入に悩むケースが多いです。
しかし若いうちにライフピボットをすることで、お給料の頭打ちを打破するきっかけの1つになります。
稼ぎたい薬剤師さんはライフピボットをぜひ試してみて
行動をしていかないと、薬剤師のお給料は安定しているけど、伸び代は少ない。
薬剤師のキャリアプランに悩んでいる人のライフピボットの始め方
ライフピボットは気にはなるけど、何から始めたらいいか分からないよ
それではおすすめの行動を見ていこう!
副業を始めてみる
ライフピボットは転職が必須という印象を持たれた人もいるのではないでしょうか?
答えは転職をしなくても、副業をすることでライフピボットを行うことができます。
後述しますが、私も正社員薬剤師をしながら、副業で薬剤師向けの転職本を出版し、無事ライフピボットを実践できました。
副業は普段の薬剤師業務で身につけられないスキルが身につき、ライフピボットの第一歩になります。
実際に副業を始めてみることで、自分の向き不向きがより鮮明になり、キャリアの新たな選択肢を見つけることができます。
僕も副業をやってみて、お金と楽しさの両方が手に入ったよ!
興味が出た副業と相性が良かったり、収入が多くなれば、薬剤師業を少なめにして、副業の方にライフピボットしましょう。
転職活動をしてみて、キャリアプランに向き合う
ライフピボットを行うために、転職活動をしてみることもおすすめです。
転職にはリスクがありますが、転職活動にはリスクがありません。
実際に転職活動を行うことで、ノーリスクでライフピボットの第一歩を踏み出しやすくなります。
転職活動はノーリスク、ハイリターン!
薬剤師業界で転職
薬剤師業界でライフピボットの一環で、転職をするなら、自分で転職にチャレンジするか、薬剤師専門の転職会社に登録しましょう。
もし自分で転職するのが不安な人、大手転職会社を使いたい人は以下の転職会社がおすすめです。
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派遣にも対応してくれるのは助かる
薬剤師以外の業界で企業転職
薬剤師以外の業界で企業転職したいのであれば、薬剤師の転職会社ではなく、企業向けの転職エージェントに登録するのがおすすめです。
転職エージェントなら無料でキャリアの相談にのってもらうのはありがたいね!
実際に企業転職を成功させた薬剤師に伺ったところ、JACリクルートメントという転職エージェントの評価が良かったです。
JACリクルートメントは製薬メーカー、治験業界、医薬品広告代理店など、薬剤師が輝ける業界への転職も強いので興味がある人は面談だけでも受けてみるのがおすすめです。
ぜひ転職活動で無料で始められるライフピボットの第一歩を踏み込みませんか?
\ 薬剤師が企業転職叶えるならおすすめ!/
現役アラサー薬剤師のライフピボット体験談
現役アラサー薬剤師の私はライフピボットに影響を受けて、今までの経験を活かして薬剤師界を救う転職会社を作るためにライフピボット中!
今はSNS、ブログで転職やお薬情報など薬剤師に役立つ情報発信をしています。
薬剤師向けの転職会社へのライフピボットの一環として、作家業にチャレンジ。薬剤師の転職本を書いた結果、アマゾンでベストセラーを獲得することができました。
薬剤師に軸を置きながら、専業ではありませんが、薬剤師向けの作家へのピボットですね。
まさか自分が作家になるとは夢にも思わず!
\ ベストセラーの転職本 /
転職会社を使わずに転職する薬剤師におすすめの一冊!
まとめ
以上、年収やキャリアに悩んでいる薬剤師さんへのおすすめの本紹介と実体験でした。
黒田悠介さん著書の「ライフピボット 縦横無尽に未来を描く 人生100年時代の転身術 (できるビジネス) 」は薬剤師の生きるヒントになるので、興味ある方はぜひ読んでみてください。
薬剤師は年収が上がりにくい職業ですが、幸いなことにライフピボットをしやすい職業。
ライフピボットを実際にやってみたい人はまず副業か転職活動をしてみるのがおすすめです。
いきなりライフピボットをするのが、難しければ、ネットで副業について調べてみたり、転職会社に登録だけしてみたりして、小さな一歩を踏み込んで、あなただけのキャリアを作りませんか?
薬剤師もライフピボット
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\ 薬剤師が企業転職を目指すならおすすめ!/
薬剤師業界は変化の時代に突入しているので、ライフピボットをして令和の時代を乗り越えましょう。
年収やキャリアに悩んだときは、ライフピボットにチャレンジ!
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