安易な転職には気を付けて!
薬剤師にとって転職は年収アップに結びつく有益な方法です。
私は基本的には転職推奨派ですが、タイミングや環境によっては安易に転職をおすすめしないケースがあります。
ネット上には私の他の記事を含め、転職推奨の記事が多いので、転職をしないほうがいい薬剤師について知ってもらえたら幸いです。
転職しないほうがいい薬剤師は気になる
薬剤師は転職はしやすいけど、安易な転職は注意
この記事を読むことで、自分の現状と転職の相性を知り、転職で後悔する確率を減らせますのでぜひ最後までお読みください。
今の職場に不満や不安があり、転職するか迷っている薬剤師さんにおすすめの記事です。
安易に転職をしない方がいい薬剤師 5選
自分の価値観と合う職場で働いている人
自分の価値観と合う職場で働けているのは本当に幸せなことです。
価値観の合う職場のメリットを3つ紹介します。
- ストレス軽減
- 意思決定が速い
- 向上心アップ
価値観が共有されている職場では、コミュニケーションの摩擦や誤解が少なくなり、ストレスや緊張が軽減され、心身の健康を維持しやすいです。
意思決定が速くなり、仕事が効率的に進み、高い向上心で働けます。
職場と価値観が合うかはとても大切
注意点は年収の価値観が高い人のケースは、年収も満足いくかの視点を忘れないようにしてください。
中堅以上の公務員薬剤師
中堅以降の公務員薬剤師は、一般の薬剤師より昇給や退職金が大きいため、安易な転職はおすすめできません。
公務員は20代のお給料が決して高くないので、20代を公務員で働いて、30代から転職をするのはもったいないですね。
一般的な薬剤師は、昇給や退職金は決して多くないので、公務員薬剤師の生涯年収が高いのは魅力的。
公務員が合わないと感じたら、歳を取ってからより、若いうちに転職を考えていきましょう。
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人間関係がいい職場の薬剤師(給料そこそこ)
お給料がそこそこで人間関係のいい職場で働いている人も簡単には転職しないほうがいいです。
週40時間以上過ごす職場の人間関係がいいのはかなりラッキー!
人間関係はお金より人間の幸福度に強く影響するので、職場の人間関係を大事にしていきましょう。
年収50万円上がっても、人間関係が悪い職場には行きたくないよ
ただし、年収が低すぎる場合はやりがい搾取の職場の可能性が高いためその点は注意が必要です。
転職先の人間関係は実際働いてみないとわからない部分もあるので、ギャンブルな一面があります。
人間関係は幸福度に直結するよ
もしお給料が物足りないのであれば、今の職場で副業をチャレンジしてみるのがおすすめ。
すぐに年収を上げたい薬剤師さんであれば、転職を検討をしてみてもいいかもしれませんね。
転職以外にも副業で年収を上げる方法もある。
ライフイベントが控えている人
結婚や出産などのライフイベントが控えている人は、転職を控えたほうがいいです。
転職をすると有給がなくなるため、休みが取りにくくなります。
また産休や育休をとりたい薬剤師さんも転職直後は取れないので、計画的な転職が必要です。
ライフイベント前は有給があると便利
年収が高い薬剤師
転職の大きいメリットである年収アップが実現しにくいので、年収が高い薬剤師は安易な転職はおすすめできません。
前回の転職はタイミングが良くて高年収を獲得したのか、実力で獲得したのかを振り返りましょう。
実力が普通の薬剤師の場合は年収600万円〜800万円で頭打ちになり、これ以上年収を上げるのが難しいです。
薬剤師は転職で年収を上げていくのに限界があるよ
もし年収がすでに高い薬剤師が転職をする場合は、未経験の業種でどうしても働く、残業時間を減らすなど、自分の目的を決めて転職を行いましょう。
薬剤師で安易に転職しない方がいいケースの例外
上記で紹介した安易に転職をしない方がいいケースでも、転職や転職活動を考慮した方がいい例外を紹介します。
ブラックな職場で体調を壊している
体調を壊すブラックな職場であれば例外です。
ブラックな職場を改革するのはかなり大変なので、休職や働く場所を変えるほうが現実的です。
何より自分の身体を大切にしてくださいね。
他の職場が気になる
他の職場が気になる人は、転職活動だけでもしてみるのがおすすめです。
転職自体にリスクはありますが、転職活動はノーリスク。
転職活動は無料で行え、上手くいかなければ現職にいることができるので、リスクがありません。
今より良い会社を無料で見つけるチャンスがあると考えると、転職活動のコスパは最強です。
転職活動はメリットが強すぎる
転職したい強い理由がある
薬剤師としてある程度経験を積むとやりたいことが変わり、転職を決意するケースがあります。
転職をしないほうがいいケースでも、転職したい強い理由がある場合は、転職にチャレンジするのがおすすめ。
自分の気持ちにフタをしすぎないようにだね!
例えば、30歳の公務員薬剤師が年収が上がるタイミングで転職するのは、お金の面ではもったいないです。
しかしやりたいことが見つかったのに、損するかもという気持ちでの現状維持は人生の面でかなりもったいないです。
やらない後悔より、やる後悔。
薬剤師免許の安定性を活かして、転職を含めどんどんチャレンジしていきましょう。
自分のやりたいことに正直に!
急いで年収を上げる必要がある
急いで年収を上げる必要があるケースは、転職はスピード感があり有効な方法です。
奨学金、ライフイベント、家庭の事情などで稼ぐ必要が生じるときもありますよね。
焦って生じるミスマッチや、価値観の不一致に気をつけながら、転職で年収アップを狙うのがおすすめです。
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安易に転職しない方がいい薬剤師のまとめ
それでは、安易に転職をしないほうがいい薬剤師5選についての説明でした。
転職で後悔する薬剤師が減ると自分も嬉しいので、ぜひ復習用に以下の表も確認してください。
- 自分の価値観と合う職場で働いている人
- 中堅以上の公務員薬剤師
- 人間関係がいい職場の薬剤師(給料そこそこ)
- ライフイベントが控えている人
- 年収が高い薬剤師
- ブラックな職場で体調を壊している
- 他の職場が気になる
- 転職したい強い理由がある
- 急いで年収を上げる必要がある
あなたの職場は当てはまったかな?
仕事や転職は目的でなく、あくまで人生を幸せにするための手段です。
自分にとっての幸せから逆算して、転職をするかしないかの判断をしていきましょう。
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