管理薬剤師以外で稼ぐ方法を知りたい人はいらっしゃいませんか?
その方法はラウンダー薬剤師です。
ラウンダー薬剤師って何〜!?
複数の店舗に勤務する薬剤師のことだよ!
ラウンダー薬剤師の魅力は稼げて、スキルアップにつながる働き方。
ラウンダー薬剤師として7店舗以上で働いている僕が、ラウンダー薬剤師の働き方とメリットについて紹介します。
実際にラウンダー薬剤師として働いている僕の実体験もお伝えするので参考になること間違いなしです。
「色々な店舗行きたくないし、ラウンダー薬剤師は興味ないなぁ〜」と思った人もいるのではないでしょうか?
しかしそんな人も会社都合で急にラウンダー薬剤師を依頼されることがあります。
ぜひ予め知っておいて、ラウンダー薬剤師は”アリかナシか”、あなたの判断の力添えになれば幸いです。
ラウンダー薬剤師とは!?
ラウンダー薬剤師とは複数店舗で働く勤務体系で、毎日違う店舗で働くこともあります。
- 月曜日はA店舗
- 火曜日はB店舗
- 水曜日は午前はC店舗、午後はD店舗…
人員が足りていない店舗にヘルプに行くケース、1人薬剤師の店舗で管理薬剤師が休みの場合にラウンダー薬剤師が1人で店舗を回すケースがあります。
1つの店舗に固定ではなく、色々な店舗で働くんだね
それではラウンダー薬剤師のメリット、デメリットを見ていきましょう。
ラウンダー薬剤師のメリット
色々な科目の薬が学べる
1つの薬局に勤めるより、ラウンダー薬剤師として複数の店舗に勤めることで、薬の知識が広く学べます。
色々な科目の薬を知ると薬剤師としてのスキルも上がるので、ぜひおすすめです。
またラウンダーとして勤務することで、多くの薬剤師さんと出会うことで、学べることも多く刺激もあります。
薬の知識が広く身についたよ
ラウンダー薬剤師は視野が広がる
手当がついて年収が上がりやすい
ラウンダー薬剤師は負担が大きい分、手当てがつく薬局が多いです。
管理薬剤師と同じくらいの年収も狙えるので、稼ぎたい薬剤師にはおすすめの働き方です。
高年収を狙いたいけど、管理薬剤師になりたくない人はラウンダー薬剤師をぜひ検討してみてください!
ハードな働き方になる分、年収を上げることができる
毎日同じ人に会わないので人間関係に悩みにくい
職場で毎日顔を合わせていると、ストレスもたまり、人間関係が悪くなるタイミングがあります。
薬局は狭い空間だし、人間関係のトラブルもあるよね
ラウンダー薬剤師は日によって勤務する店舗が違いますので、良くも悪くも人間関係がちょうどいい距離感です。
そのため人間関係に悩みにくい働き方です。
またヘルプで入ると、一緒に働くスタッフから感謝もされるのが嬉しいポイントの1つです。
単調な日々にならない
薬剤師の仕事を単調だと感じている人もいるのではないでしょうか。
ラウンダー薬剤師は毎日違う店舗に行くケースがあり、単調さは減ります。
仕事に慣れてきて、多くの店舗で働きたい薬剤師にラウンダー薬剤師はおすすめの働き方です。
他の薬剤師と会うことで刺激を受けたよ!
転職市場で評価される
ラウンダー薬剤師として多くの店舗で働いた実績は、転職の際に活かせます。
どの店舗でも働くことのできる知識、コミュニケーション能力、対応力は企業からの需要は確実にあります。
ラウンダー薬剤師を経験して、スキルアップを行ったあと、転職で年収を上げることが可能です。
薬剤師の転職&派遣ならファルマスタッフラウンダー薬剤師は転職先でもすぐ順応できるよ!
ラウンダー薬剤師のデメリット
通勤時間が長くなる
ラウンダー薬剤師は色々な店舗に出勤するため、通勤時間が長くなります。
地方でラウンダー勤務は、車が必須のため運転が嫌いな人は通勤だけで大変です。
また遠い店舗のヘルプにいくケースもあるので、長時間通勤があることは頭に入れておきましょう。
片道1時間の店舗に行くことも
地方で運転が苦手な人はラウンダー薬剤師は通勤が大変
翌日に仕事が持ち越せないため、残業が多くなる
同じ店舗に勤務すると、たまった仕事を翌日の空いた時間でやることができますが、ラウンダー薬剤師は翌日違う店舗に行くことが多いので、翌日に仕事が持ち越せません。
薬剤師の仕事はその店舗でしかこなせないことが多いので、たまった仕事はその日のうちに片付けなければならないのがデメリットです。
そのため、残業が多くなる可能性があります。
ラウンダー薬剤師の場合、その日の仕事はその日のうちに!
深い人間関係が築きにくい
ラウンダー薬剤師は、同じ店舗に勤める薬剤師に比べると患者さんや一緒に働くスタッフと深い関係は築きにくいです。
特に患者さんと深い関係を築き、その人の支えになりたいと考える薬剤師であれば、ラウンダー薬剤師は物足りない働き方になります。
ラウンダー薬剤師の人間関係は広く浅くなりがち
便利屋として使われやすい
ラウンダー薬剤師は、どの店舗に対応できるので便利屋になることもあります。
遠くの店舗の勤務が増えたり、人手が急に減った忙しい店舗のヘルプなどハードワークになることもあるので、その点は注意しましょう。
管理薬剤師は他の店舗に行けないルール
管理薬剤師やかかりつけ薬剤師にはなれない
ラウンダー薬剤師は複数の店舗で勤務するので、管理薬剤師やかかりつけ薬剤師にはなれません。
1つの店舗でじっくり働くのは難しいね
ただしラウンダー薬剤師の経験は管理薬剤師やかかりつけ薬剤師になったときに活かすことができます。
ヒーローのラウンダー薬剤師の実体験
スタッフの名前を覚えるのが大事
僕がラウンダー薬剤師として1番大切にしていることは、スタッフの名前を覚えること。
一緒に働くスタッフの名前を覚えているのと覚えていないのでは、スタッフからの印象は全然違います。
何十人の名前を覚えるのは大変ですが、とても大切なことなので、ぜひ注力してください。
ただマスク着用の関係で、顔と名前が覚えづらいですよね。
僕はそのため、店舗ごとにスタッフの名前をメモしています。
何回もメモに助けられてるよ
機械の操作が1番のキモ
ラウンダー薬剤師として、1番ヒヤヒヤしたのは分包機など機械のトラブルです。
投薬はなんとかなるのですが、機械にトラブルがあると仕事になりません。
ぜひラウンダー薬剤師をされる際は、機械の操作がキモになるので積極的に勉強していきましょう。
慣れない店舗でトラブルは大変!
ピッキングのミスに注意
毎日働いている店舗であれば、ピッキングは慣れますが、久しぶりに出勤する店舗だとピッキングミスが増えます。
1人薬剤師の店舗にヘルプに行った際にピッキングミスをし、監査機に助けられたことが何度か僕はありました。
ラウンダーを考えている人は、監査機がある店舗だとミスが減り働きやすいです。
店舗独特の配置のクセに注意
残業時間は少なく、年収はアップ
僕が今ヘルプに行っている店舗は残業が少なく、月あたり5時間以内に収まっています。
思ったより少ない!
残業時間は会社や店舗のスタイルで異なるから要注意だよ
年収はラウンダー手当を数万円頂いているので、年収を上げることにつながりました。
ラウンダー薬剤師がおすすめな人
将来独立して薬局経営をしたい人
将来独立して薬局経営をしたい人にとって、ラウンダー薬剤師の経験は役に立ちます。
多くの処方に触れることで、薬剤師としての経験が増え、数多くの店舗を見ることで薬剤師としての視野が広がります。
管理薬剤師経験とラウンダー薬剤師経験があれば、独立していい薬局経営につなげることができます。
ラウンダー薬剤師で広い視野を手に入れよう!
好奇心旺盛な人
色々な店舗を経験してみたいと好奇心旺盛な人にラウンダー薬剤師はおすすめです。
新しい店舗は刺激になるので、ぜひラウンダー薬剤師を検討してみてください。
コミュニケーション能力が高い人
ラウンダー薬剤師は多くの人と接する機会が多いので、コミュニケーション能力が高くないといけません。
人間関係が影響で、ある店舗がNGになってしまうと、ラウンダーとしての役割が弱くなってしまいます。
ラウンダー薬剤師に向いてそうと思った人はおすすめの働き方なので、ぜひチャレンジしてほしいです!
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ラウンダー薬剤師のまとめ
ラウンダー薬剤師の詳細をわかってもらえたでしょうか。
ハードな面もあるけど、面白そうな働き方だね!
ラウンダーのおかげで僕もレベルアップしたよ!
ラウンダー薬剤師のメリットとデメリットとおすすめな人をまとめます。
- 色々な科目の薬が学べる
- 手当がついて年収が上がりやすい
- 毎日同じ人に会わないので人間関係に悩みにくい
- 単調な日々にならない
- 転職市場で評価される
- 通勤時間が長くなる
- 翌日に仕事が持ち越せないため、残業が多くなる
- 深い人間関係が築きにくい
- 便利屋として使われやすい
- 管理薬剤師やかかりつけ薬剤師にはなれない
- 将来独立して薬局経営をしたい
- 好奇心旺盛
- コミュニケーション能力が高い
話は変わりますが、薬剤師の転職事情は昔より厳しくなっていると感じます。
僕が病院薬剤師から調剤薬局のラウンダー薬剤師に転職したときは、病院の経験があまり評価されず、転職活動で苦労した経験があります。
今は病院経験があるラウンダー薬剤師になり、少しは市場価値を上げることにつながりました。
薬剤師も都市部では飽和してきているので、早めにスキルを上げることを推奨します。
ぜひ自分の価値観に合う人や薬剤師としての市場価値を上げたい人はラウンダー薬剤師を経験してみてください。
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