薬学生、薬剤師の皆さん!就活や転職の際に給与体系が年俸制の会社をたまに見かけませんか?
日本の多くの企業は月給制を導入していますが、薬局業界であれば年俸制を導入しているケースもあります。
年俸制と月給制どちらがおすすめか考えていきましょう。
年俸制と月給制どちらがいいか見ていこう!
結論からですが、他の条件に差がないようであれば、年俸制をおすすめします。
ただし、給与、休日、通勤時間、やりがい、スキルアップなどの重要な条件の方が優先順位を高いため、年俸制、月給制に振り回されすぎは良くないです。
年俸制と月給制の違いはあるけど、転職の優先順位としてはやや低め
年俸制と月給制の違い
年俸制
- 毎月年俸の1/12ずつ支給
- 年俸を14等分して、その中の12回分を毎月支給、残り2回分をボーナス
上記のケースがあります。
薬剤師業界で年俸制を採用しているところは、ボーナスのない①のイメージがありますね。
具体例で毎月年俸の1/12ずつ支給のケースで年俸480万円の場合です。
この場合は毎月40万円支給されます。
ボーナスがない場合があるのが特徴だね
月給制
1ヶ月を単位として賃金が固定されている給与形態のことです。
日本企業の多くが採用しているのは月給制ですね。
また夏と冬にボーナスが支給されることが多いです。
夏と冬でトータル月給4ヶ月分のもらえる場合で年収480万円なら、毎月30万円、ボーナス月に60万円ずつです。
月収が低い分はボーナスでカバーされます。
ボーナスがあるとやっぱり嬉しいね
年俸制(ボーナスなし)のメリット、デメリット
メリット
転職の際、ボーナスのタイミングを気にしなくていい
このボーナスのタイミングを気にせず転職できるメリットが1番大きいです。
ボーナスに合わせて転職される薬剤師も多いので、ボーナス支給後はライバルが多いです。
ボーナスを気にせず、自分や転職市場のベストなタイミングで転職しましょう。
ボーナスが足枷になって、転職がズルズル後ろ倒しになることもあるね
年間の収入の見通しが立つ
年俸制の方が年間の収入の目安がつきやすいですね。
ボーナスは経営状況によってカットされる可能性があります。
新型コロナウイルスなどの想定外のことで、ボーナスが減額された人もいらっしゃるのではないでしょうか。
年俸制(ボーナスなし) の場合では、ボーナスカットがないため、年間の収入が想定しやすいです。
デメリット
世間がボーナスをもらっているとき、ちょっと羨ましくなる
年俸制(ボーナスなし)は月給が高く設定されているとはいえ、他人がボーナスをもらっていると羨ましくなりますよね。
同じ年収の場合、決して損しているわけではないのですが、気になる人もいると思うので、デメリットとしました。
隣の芝生は青く見えるよね
見込み残業があるケースに注意が必要
年俸制の場合、残業がみなし残業制(固定残業)があることが多く注意が必要です。
残業代が支払われるのか、年俸に組み込まれているか確認しておきましょう。
残業代がどういう契約になっているかは、確認することが必須
年俸制(ボーナスなし)と月給制どちらがおすすめ!?
個人的には他の条件に差がないようであれば、年俸制(ボーナスなし)をおすすめします。
その理由としては、上記でも説明した、ボーナス時期を気にせず、転職することが可能だからです。
どうしても、月給制でボーナス時期1〜2ヶ月前は転職しにくいですよね。
ただし、給与、休日、通勤時間、やりがい、スキルアップなどの重要な条件の方が優先順位を高いため、年俸制、月給制に振り回されてはいけません。
年俸制がおすすめだが、他にもっと優先順位が高いものがある!
まとめ
お読みいただきありがとうございました。
年俸制と月給制の違いについての説明でした。
まとめると、年俸制の方がおすすめですが、転職にあたって他の優先する条件があれば、そちらの条件を優先するのがベストです。
年俸制、月給制に振り回されすぎないようにね!!
それではいい薬剤師のいい転職ができるよう祈っています。
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