【必見】産休・育休前に知りたかった! 女性薬剤師がキャリアプランで後悔しないためのポイント3選

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将来的に産休、育休の取得を考えている女性薬剤師さんも多いと思いのではないでしょうか?

転職エージェントを経営しているパパ薬剤師の僕から、未来のママさん薬剤師にアドバイスをできたらと考えました。

しかし僕より実際のママさん薬剤師にお伝えしてもらったほうが、よりリアルな情報をお届けできると思います。

たけとん

経験者に聞くのが一番ですね

そのため今回産休・育休を考えている方のキャリアプランについて役立つ情報を現役のママさん薬剤師にお願いして、メッセージを頂けました。

もちろん男性で育休を取得される方も増えているため、男性薬剤師さんも参考になる内容です。

ヒーロー薬剤師

女性も男性も見逃せない

とてもタメになるメッセージを頂けましたのでぜひ最後までお読みください!


初めまして!私は、現在30代後半で、29歳のときに出産を経験したママ薬剤師です。
出産当時は調剤薬局の管理薬剤師。現在は別の薬局でパート勤務をしながら、子育てと仕事を両立しています。

女性薬剤師がキャリアプランを立てる上で、出産・育児への不安や悩みはつきないですよね。

わたし自身、出産・育児を経て、時短勤務→フルタイム勤務→派遣→パートとして働いてきました。
その中で「あの時こうしておけばよかった!」と思うことがいくつもあります。

この記事では「もっと早く知っていれば…」と感じたわたしの失敗談をもとに女性薬剤師のキャリアプランのポイントをお伝えします。

ママさん薬剤師

読んでいただいた皆さんの後悔が一つでも減れば幸いです。

目次

出産前の収入UPはメリットが大きい

正直なところ、わたしは出産前にもっと収入を上げておけばよかったと後悔しています。

知っている方も多いと思いますが、産休・育休中に受け取る手当は、産休前の収入を基準に計算されます。

当時のわたしは共働きだからと、収入に重きを置かず、年収より働きやすさ・人間関係の良さを大切にしていました。

手取りで約28万円(額面で約34万円)ほどだったため、育休手当は2/3支給期間で約23万円、1/2支給期間で約17万円でした。

育休手当は、非課税かつ社会保険料も免除可能で丸ごと手取りになるのはありがたいですが、「出産前に収入を上げておけばもっともらえたのにな」と感じました。

🔴ポイント①

出産前の年収アップは、今と未来(産休・育休中)の家計を守る、賢い選択!

わたしの出産前の給与の内訳は、以下のようでした。

  • 基本給 約20万円
  • 薬剤師手当 3万円
  • 管理薬剤師手当 7万円
  • 時間外やオンコール手当 約4万円

見てのとおり、管理薬剤師手当がなければかなりの薄給。
管理薬剤師の経験は当時の給与アップだけでなく、その後の転職のPRポイントにもなったため、若いうちにやっておいてよかったなと感じています。

管理薬剤師を希望するなどの社内での昇給と、転職情報のリサーチはノーリスクで取り組めるので子どもがいないうちから始めるのがおすすめです!

ママさん薬剤師

出産後に3回転職し、会社を変えただけで時間単価が大きく上がりました。
もっと早く動いておけば…涙

当然と言えば当然ですが、好条件の求人ほどすぐ埋まってしまうので、定期的に転職サイトをみたり、転職エージェントから情報を得るのが大切です!

“育休中にたまに勤務”ができるといいことだらけ

出産前から育休中の約1年半、わたしは一切働きませんでした。

それがわたしにはちょっぴり辛かった…。

もちろん、育児で睡眠不足だから絶対働きたくない!子どもと離れたくない!という方もいらっしゃると思います。

ただ、わたしに限って言えば、復職して「仕事って楽しい!こんなことで感謝されるなんて!」と社会とのつながりに感謝したり、子どもを迎えに行くとさらに愛おしく感じたりと、メリットがありました。

🔴ポイント②

家族に子どもを見てもらえる日に、たまに出勤すると家計勤務先自分も嬉しい

育児に対する考え方や、家族のサポートが可能かなどにもよりますが、“こんな方法もある”と頭の片隅においてもらえると嬉しいです。

育休中のたまに勤務の5つのメリット

  • 自分が社会と繋がれる
  • 自分が復帰する時のギャップを減らせる
  • 勤務先の人手不足の際に助けられる
  • 収入が増えて家計が助かる
  • 家族の育児スキルが上がる

5つ全てとはいかなくても、自分・職場・家族(家計)が嬉しいという形になるならば、ぜひ検討してみてください。

家族にお願いするのが難しいと思う方もいるかもしれませんが、育児の負担を分け合うことで、家族全体がハッピーになれることも多いです。

また、勤務時間や給与によっては、育休手当を満額もらいながら働くこともできるため、収入が増えて生活にゆとりが生まれます。

わたしは、「育休中に働いたら手当がもらえなくなってもったいない!」と勘違いをしていたのでうまく調節したらよかったなと思っています。

ママさん薬剤師

頼られすぎも困るので、「可能な時だけ出勤します!」と線を引くのをお忘れなく…笑

子育て中の転職はかなり厳しい…複数エージェントの力を借りて求人をキャッチ

出産後にわたしが働いていた会社は、子が3歳になるまで時短勤務可能でした。

その時短勤務が終わるころ、転職を考えましたが、残念ながら希望にあう転職先はありませんでした。

出産前は、第一子が3歳になるころには第二子の産休・育休になってるかも?近くなったら考えよう!と軽く考えていたのですが、残念ながら第二子に恵まれず、3歳を迎えることに。

慌てて小学校まで時短勤務可能な会社を探しましたが、転職エージェントからは入職時からの時短勤務はかなり難しいと言われてしまいました。

子どもが小さいうちは、急な体調不良で仕事を休む可能性が高いせいか、正社員やフルタイムの求人はかなり限られます。

しかし、諦めずに転職情報を集めていたら、医薬品卸会社で小学6年生まで時短勤務可能な求人を紹介してもらえました。通勤距離や、収入面を考えてお断りすることにしましたが、複数のエージェントに頼ることで得ることができた情報です。

その後の転職により、以下のように徐々に自分にとって心地いい働き方ができるようになりました。

  • 出産後、時短勤務で復帰(管理薬剤師)土曜出勤は半分
  • 子が3歳でフルタイムへ(管理薬剤師)土曜はほぼ出勤
  • 転職して残業&土曜出勤の少ない職場へ
  • 派遣として平日のみ週4勤務(残業は最長18:30まで)しかも高時給!
  • パートとして週15~22時間勤務へ(10:00-16:00内の勤務)しかも高時給!
🔴ポイント③

転職エージェントや求人サイトは複数利用かつ継続して情報を得ることが大切

ママさん薬剤師

好条件の求人は急に出てくるもの。
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まとめ

ママ薬剤師さんから教えて頂いたことのまとめです。

ヒーロー薬剤師

最後に復習しておこう

女性薬剤師が出産や育児を経ても自分らしいキャリアを築くためには、計画的な準備が重要

以下のことを意識しておくことが大切です。

  • 出産前に収入を増やしておく
  • 管理薬剤師の経験など昇給につながる取り組みをしておく
  • 育休中に家族の協力を得て少し働く
  • 転職情報を継続的に集める

自分や家族に合った働き方を見つけるために、少しずつでも準備を始めてみませんか?

後悔を減らし、理想の未来をつくる第一歩を踏み出しましょう。

ママさん薬剤師

素敵なキャリアを描けるよう応援してます

ヒーロー薬剤師

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この記事を書いた人

薬剤師×エージェント社長
SNSや条件交渉が強いヒーロー薬剤師転職を運営
SNS総フォロワー数は4500人越え
病院薬剤師、薬局管理薬剤師経験あり。

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